クレジットカード現金化を営業する店舗は日本全国にあり、とくに駅前には『カードでお金』や『ショッピング枠現金化』といった張り紙が貼られていることもめずらしくはありません。
では、そういったクレジットカード現金化を経営する店舗ではどういった取引をすることになるのでしょうか?
この記事ではクレジットカード現金化の店舗について解説します。
この記事のもくじ
店舗で営業する現金化業者の特徴
インターネットで営業するオンライン型の現金化業者と違って、店舗型の現金化業者にはさまざまな特徴があります。
まずはその特徴についてから確認してみましょう。
①.商品買取方式で営業
店舗型の現金化業者では商品買取方式で取引をすることになります。
商品買取方式とは、クレジットカードで購入した商品を業者に転売する方法のことですね。
このときに購入する商品は換金性の高い物品のほうが高換金率での現金化ができます。
- ブランド商品
- ゲーム機器
- 高級家電
- 金券類
店舗型の現金化業者ではこのような商品を転売することになりますので、利用する前に購入する商品についても覚えておきましょう。
②.来店する必要がある
インターネットで取引をするオンライン型と違って店舗型の業者では対面して取引をしますので、当然ですが店舗に来店する必要があります。
来店しなければ取引はできませんので、利用する現金化業者の住所を忘れないように注意してください。
③.換金率が高い
店舗型の現金化業者では、オンライン型と違って換金性の高い商品を購入して売却します。
そのため、オンライン型と違って手数料が掛からず、高換金率で現金化ができるのです。
店舗型の現金化業者なら最大で換金率95%での取引が可能です。
オンライン型の業者だと85%ほどですので、高い換金率で現金化ができるのは店舗型の現金化業者のメリットと言えるでしょう。
店舗型の現金化業者の取引の手順・流れ
先ほども言いましたが、店舗型の現金化業者は商品買取方式で取引をしますので通常の現金化業者と取引方法が違います。
次は店舗型の現金化業者の取引方法をチェックしてみましょう。
①.来店
まずは現金化業者の店舗に来店します。
申し込み用紙を渡されますので、そちらに記入して購入する商品を聞きましょう。
このときに指定された商品でなければ業者は買取をしてくれません。
買い取ってくれたとしても換金率を下げられてしまうことになりますので、必ず指定された商品を購入しましょう。
②.商品購入
現金化業者の店舗を出て、指定された商品を購入します。
店舗によって多少の違いはありますが、主に新幹線の回数券を購入するようです。
購入したあとに再度現金化業者の店舗に戻ります。
③.商品を売却
購入してきた商品を業者に売却して現金化取引は終了です。
その場で現金が手渡しされますのでお金を受け取って退店しましょう。
また、このときに顔写真つきの身分証明書を求められますが、これは古物営業法によって定められていることです。
決して悪用するためではありませんので、ご安心ください。
店舗型の現金化業者の危険性・注意点
クレジットカード現金化は店舗型の業者ですれば高換金率での取引が可能です。
そのため、「高換金率で取引できるなら店舗型の業者がいい」と思われる方も少なくはないでしょう。
しかし、店舗型の現金化業者にはメリットだけでなくデメリットもあります。
そのことを知らずに取引をすれば後悔することになり兼ねませんのでクレジットカード現金化を店舗でする危険性・注意点についても確認しておいてください。
①.カード利用停止のリスクが高い
『クレジットカード現金化で利用停止になる理由と回避する方法とは?』でも解説していますが、ショッピング枠の現金化はカード会社の利用規約で禁止されている行為です。
第38条 (期限の利益の喪失)
1. 本会員は、次のいずれかに該当する場合、(1) においては相当期間を定めた当社からの催告後に是正されない場合、(2)、(3) または(4) においては何らの通知、催告を受けることなく当然に、(5)、(6) または(7) においては当社の請求により、当社に対する一切の債務について期限の利益を喪失し、残債務全額を直ちに支払うものとします。(4) 会員の信用状態に重大な変化が生じたとき、または換金目的によるショッピング利用等会員によるカードの利用状況が適当でないと当社が判断したとき。
引用:JCB利用規約
このように記載されているため、クレジット現金化は絶対にカード会社に発覚してはなりません。
しかし、店舗型の現金化業者で取引をする換金性の高い商品は現金化目的で使われやすいためカード会社が厳しく見張っている種類であり、現金化目的での購入だと判断される可能性が高いのです。
- カード会員資格の剥奪
- カード利用額の一括請求
- クレジットカードの利用停止
カードが利用停止になるとこのようなデメリットを受けることになりますので、店舗でするクレジットカード現金化はリスクの高い方法だと覚えておきましょう。
②.店舗がない県もある
人口が多く、栄えた県には店舗型の現金化業者は多く存在していますが、逆にあまり栄えていない県だと現金化業者の店舗が一件もないこともめずらしくはありません。
県内に店舗がなければ他県まで足を運ばなければなりませんので、その利便性は悪いものになってしまいます。
③.24時間営業ではない
当然ですがクレジットカード現金化の店舗には営業時間が定められており、営業時間内でなければ取引はできません。
深夜に即日現金化はできませんので、急な出費でお困りのときは役に立たない方法と言えます。
店舗型とオンライン型でお得なのはどっち?比較してみた
ここまでの記事の内容で店舗型の現金化業者についてはお分かり頂けたかと思います。
では、そんな店舗型とオンライン型の現金化業者でお得なのはどちらなのでしょうか?
店舗型とオンライン型の業者を比較したのがこちらです。
店舗型 | オンライン型 | |
---|---|---|
換金率 | 80%~95% | 75%~85% |
即日振込 | △(日中限定) | ○ |
営業時間 | 9時~19時 | 24時間営業 |
カードの安全性 | × | ○ |
こちらによると店舗型の現金化業者のほうが圧倒的に換金率が高いですね。
しかし、総合的な面で見ればオンライン型の業者のほうが優れています。
クレジットカードが利用停止になってしまえば、現金化で使ったショッピング枠も一括請求されてしまいますので何の意味も無くなってしまいます。
そのことを考えればオンライン型の現金化業者のほうが得なのは間違いないでしょう。
クレジットカード現金化の店舗のまとめ
クレジットカード現金化には、店舗型とオンライン型の2種類の現金化業者がいます。
それぞれ特徴やメリット・デメリットも違いますので、良く考えて自分に一番合った方法で取引をしてくださいね。
また、当サイトでは実際の利用者の口コミを参考にして、調査をした現金化業者の中から高換金率・即日振込・安全の三拍子が揃った優良店をランキングで掲載しています。
オンライン型の現金化業者を利用するときはこちらを参考にして業者を選ぶがオススメです。
ぜひ参考にしてみてください。